1976年から続く人気長寿漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」で、夏季五輪のたびに描かれる“伝説のエスパー警官”日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)が、きょう5日発売の週刊少年ジャンプ(集英社)に登場する。
目覚めれば超能力で難事件を解決するが、4年間の睡眠が必要な体質という設定。起床は基本的には80年モスクワ大会から五輪周期と一致しており、パリ五輪で12大会連続12回目の“出場”となる。
前回の東京五輪がコロナ禍で延期されたため、本来の開催年だった2020年と翌21年にも登場。そのため、パリ五輪の時期の登場を巡り、ファンの間で「睡眠が3年間では起きられない」「前回は1年で起きたから大丈夫だ」と議論になっていた。
4年に1度登場するため、ガラリと変わった流行や世相を「こち亀」らしいギャグや人情話を交えて描くスタイルが人気。作者の秋本治さんも過去に「一回だけの登場のつもりが、4年たつたびに読者がハガキで教えてくれて、まさかの恒例行事になっていた」とコメントしていた。
なお、現実の五輪では、女子射撃のニーノ・サルクワゼ(ジョージア)が88年ソウル五輪から続く連続出場を今大会で10に伸ばしている。馬術のイアン・ミラー(カナダ)はモスクワ大会をカナダがボイコットしたものの、72年ミュンヘンから12年ロンドンまで10大会出場している。
こち亀は40年の節目となった2016年9月に週刊連載を終えたが、その後も読み切り作品を発表し続けている。(岩田 浩史)
目覚めれば超能力で難事件を解決するが、4年間の睡眠が必要な体質という設定。起床は基本的には80年モスクワ大会から五輪周期と一致しており、パリ五輪で12大会連続12回目の“出場”となる。
前回の東京五輪がコロナ禍で延期されたため、本来の開催年だった2020年と翌21年にも登場。そのため、パリ五輪の時期の登場を巡り、ファンの間で「睡眠が3年間では起きられない」「前回は1年で起きたから大丈夫だ」と議論になっていた。
4年に1度登場するため、ガラリと変わった流行や世相を「こち亀」らしいギャグや人情話を交えて描くスタイルが人気。作者の秋本治さんも過去に「一回だけの登場のつもりが、4年たつたびに読者がハガキで教えてくれて、まさかの恒例行事になっていた」とコメントしていた。
なお、現実の五輪では、女子射撃のニーノ・サルクワゼ(ジョージア)が88年ソウル五輪から続く連続出場を今大会で10に伸ばしている。馬術のイアン・ミラー(カナダ)はモスクワ大会をカナダがボイコットしたものの、72年ミュンヘンから12年ロンドンまで10大会出場している。
こち亀は40年の節目となった2016年9月に週刊連載を終えたが、その後も読み切り作品を発表し続けている。(岩田 浩史)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/08/04/kiji/20240804s00041000408000c.html
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